ファウルと不正行為
IFAB · 2026/27ファウル、ハンド、ゴールキーパーの保持、カード、不正行為後の正しい再開。
このページの内容
1. 直接フリーキックと力の程度1. ハンド2. 間接フリーキックの反則2. 危険なプレーと妨害3. ゴールキーパーの八秒制限4. 懲戒権とカードの延期4. アドバンテージと継続する違反4. 警告となる違反4. 反スポーツ的行為4. 得点の祝福と遅延4. 退場となる違反4. DOGSOの判定4. 著しく不正なプレーと乱暴な行為4. チーム役員5. 不正行為後の再開5. 物と干渉2026年四月28日の競技会選択事項1. 直接フリーキックと力の程度
フリーキックやPKを与えるにはボールがインプレーである必要があります。不用意、無謀、過剰な力でのチャージ、飛びかかり、キックやその試み、押す、打つ・打とうとする、タックル、チャレンジ、つまずかせる・その試みは直接フリーキックです。接触を伴う反則は直接です。
不用意ならカード不要、無謀なら警告、過剰な力や相手の安全を脅かす行為なら退場です。
- 他の直接フリーキック反則にはハンド、押さえる、接触を伴う妨害、名簿記載者や審判員へのかみつき・つば吐きがあります。
- 球、相手、審判員に物を投げる、手に持つ物で球に触れることも直接フリーキックです。
1. ハンド
手・腕への接触すべてが反則ではありません。腕の上端は脇の下の高さです。意図的な手・腕の接触、またはその状況の動作で正当化できず身体を不自然に大きくする腕位置での接触を罰します。
偶然でも手・腕で直接得点したり、自分の手・腕に当たった直後に得点したりできません。ゴールキーパーが相手ゴールへ得点する場合も同じです。
自分のペナルティーエリア外のゴールキーパーは他者と同じ制限です。自分のペナルティーエリア内で禁止される手の使用は通常カードなしの間接フリーキックです。ただし再開後の二度触りで有望な攻撃や得点・決定機を阻止したらカードが必要な場合があります。
2. 間接フリーキックの反則
- 接触のない危険なプレー、または接触のない進路妨害。
- 異議、攻撃的・侮辱的・下品な発言や動作、その他の言葉による反則。
- ゴールキーパーの放球を妨げる、または放球中に蹴る・蹴ろうとする行為。
- 頭、胸、膝などの意図的なトリックでバックパス制限を回避する行為。ゴールキーパーが手を使わなくても罰し、ゴールキーパーが始めたならゴールキーパーを罰します。
- 警告・退場のために停止する、別の再開が定められていない他の反則。
- ゴールキーパーが放した後、他者の接触前に自分のペナルティーエリア内で再び手を使う行為。
- 味方の意図的キックや直接のスローインをゴールキーパーが手で扱う行為。ただし明らかに蹴って、または蹴ろうとしてプレーに戻そうとした場合を除きます。
2. 危険なプレーと妨害
球をプレーしようとして負傷の危険を生む行為で、近くの相手が負傷を恐れてプレーを控える場合を含みます。バイシクル・シザーズキックは相手に危険でなければ合法です。
妨害は両者ともプレーできる距離に球がないのに相手の進路へ移動することです。単にその場所にいることは別です。プレー可能距離の球を守ることは、体・腕で相手を押さえなければ可能で、正当なチャージも受けます。
3. ゴールキーパーの八秒制限
自分のペナルティーエリア内で手・腕による保持が八秒を超えたら相手コーナーキックです。主審が保持開始を決め、最後の五秒を手で表示します。
保持には両手・腕の間、手・腕と地面・体の間、広げた手のひらでの保持、地面へのバウンド、空中へのトスを含みます。この間、相手はチャレンジできません。
4. 懲戒権とカードの延期
試合前点検からPK戦を含む試合後退出まで懲戒権があります。開始前の退場相当違反は参加を禁止でき、他は報告します。カードは競技者、交代要員、交代済み者、役員だけに示します。
通常は決めたカードを示してから再開します。明白な得点機会があり懲戒手続き開始前ならクイックフリーキックを認め、次の停止で示します。この場合DOGSOは警告となり、有望な攻撃阻止だけでは警告しません。
4. アドバンテージと継続する違反
通常はアドバンテージ後の次の停止で必要なカードを示します。DOGSOは警告に軽減し、そこから被反則側が得点すればDOGSOの懲戒罰は不要です。有望な攻撃阻止だけなら成功したアドバンテージ後に警告しません。
著しく不正なプレー、乱暴な行為、二度目の警告には、明白な得点機会がなければ適用を避けます。次の停止で退場させますが、その者が先に球をプレーしたり相手にチャレンジ・干渉したら停止して退場、間接フリーキックです。より重い反則があればその再開です。
ペナルティーエリア外で始まった押さえがペナルティーエリア内まで続けばPKです。
4. 警告となる違反
別々の警告相当行為には、時間的に近くても二枚を示します。繰り返し違反を定義する固定回数やパターンはありません。
- 競技者:再開遅延、異議、無許可入場・復帰・故意退出、再開距離不遵守、繰り返し違反、反スポーツ的行為、レビューエリア立入り、過度なTVジェスチャー。
- 交代要員・交代済み者:再開遅延、異議、無許可入場・復帰、反スポーツ的行為、レビューエリア立入り、過度なTVジェスチャー。
4. 反スポーツ的行為
- 警告例はシミュレーション、無許可ゴールキーパー交換、無謀な直接フリーキック反則、無断マーキング、退出許可後の退出中のプレー、試合への不敬、言葉による惑わしです。
- 得点を狙うハンドは成功・失敗を問わず警告。有望な攻撃を止めるハンドも警告ですが、意図的でないハンドにPKを与えた場合を除きます。
- その他の有望な攻撃阻止も警告ですが、球をプレーする試み・チャレンジにPKを与えた場合を除きます。
- DOGSOにPKを与え、意図的でないハンドまたは球をプレーする試み・チャレンジなら警告です。
- ゴールキーパーの手の制限を回避する意図的トリックの開始者を警告し、ゴールキーパーが責任者ならゴールキーパーを警告します。
4. 得点の祝福と遅延
祝福は過度に遅らせてはいけません。祝福のため場外へ出るだけでは警告しませんが、速やかに戻ります。
危険を生む観客への接近やフェンス登り、挑発・嘲笑、マスク等で頭顔を覆う、シャツを脱ぐ・頭にかぶる行為は、得点が取り消されても警告します。
交代・スローイン・ゴールキックの規定における過度の再開遅延、球を蹴り去る・持ち去る、停止後故意に触り衝突を誘う、やり直しを強いるため誤位置でフリーキックを行うことは警告です。
4. 退場となる違反
退場した競技者、交代要員、交代済み者はフィールド周辺とテクニカルエリアから離れます。
- 故意のハンドで得点・決定機を阻止すること。自分のペナルティーエリア内ゴールキーパーを除きます。
- 反則者自身のペナルティーエリア外の意図的でないハンドによる得点・決定機阻止。
- 全体としてゴールへ向かう相手の決定機をフリーキック相当違反で阻止すること。ただしペナルティーエリア内の例外があります。
- 著しく不正なプレー、乱暴な行為、かみつき・つば吐き、攻撃的・侮辱的・下品な発言や動作、二度目の警告、映像操作室立入り。
4. DOGSOの判定
反則者自身のペナルティーエリア内で相手への反則にPKを与え、球をプレーする試み・チャレンジなら警告です。押さえる、引く、押す、球をプレーする可能性がない場合は退場です。
故意のハンドによるDOGSOは場所を問わず退場で、自分のペナルティーエリア内ゴールキーパーだけを除きます。意図的でないハンドにPKなら警告です。競技者、交代要員、交代済み・退場済み者が無許可入場して干渉し得点・決定機を阻止するのも退場相当です。
ゴールまでの距離、プレーの方向、保持・獲得の可能性、守備者と攻撃者双方の人数・位置を考慮します。
4. 著しく不正なプレーと乱暴な行為
相手の安全を脅かす、過剰な力・粗暴さを用いるタックルやチャレンジは著しく不正なプレーです。方向を問わず片脚・両脚で飛び込むことも含みます。
球へのチャレンジでない場面で、誰に対しても過剰な力・粗暴さを用いる、または試みるのは乱暴な行為で、接触は不要です。球へのチャレンジ外で故意に手・腕で頭顔を打つのも、力がごく僅かでなければ該当します。
物や球を無謀に投げれば警告、過剰な力なら乱暴な行為で退場です。
4. チーム役員
テクニカルエリア発の不正で本人を特定できなければ、在席する上位の監督を罰します。
- 敬意ある非対立的入場、審判への非協力、軽い不満、時折のテクニカルエリアからの離脱は通常注意です。反復・露骨なら重くできます。
- 継続的なテクニカルエリアからの逸脱、味方の再開遅延、非対立的な相手チームのテクニカルエリアへの立入り、物投げ・皮肉な拍手等の異議、主審レビューエリアへの立入り、過度なカード・レビュー要求、挑発、反復する不適切行動、不敬は警告です。
- 相手の再開遅延、審判への詰め寄り・挑発のため故意にテクニカルエリアを離れる、相手チームのテクニカルエリアへの攻撃的立入り、故意に物を場内へ投げる・蹴る、審判への対抗や干渉のため入場することは退場です。
- 操作室立入り、身体的・攻撃的行動、かみつき・つば吐き、二度目の警告、下品な発言・行動、無許可電子・通信機器やその使用に伴う不適切行動、乱暴な行為も退場です。
5. 不正行為後の再開
既にアウトなら元の再開のままです。インプレー中の場内で相手への身体的違反は適切な間接・直接フリーキックかPK。味方、その他登録されたチーム関係者、審判員への身体的違反は直接かPKです。言葉の反則は間接です。
競技者が外的要因に反則をしたらドロップボールですが、無許可退出の間接フリーキックが適用されるなら退出した境界地点です。
競技者の場外での相手関係者・審判員への反則、または交代要員、交代済み・退場済み者、役員の場外での相手・審判への反則や干渉は最寄り境界です。直接フリーキック相当でその点が反則者側のペナルティーエリア内ならPKです。
場外で競技者が味方の競技者、交代要員、交代済み者、役員に反則をしたら、最寄り境界から間接です。
5. 物と干渉
手持ちの物で球に触れれば直接かPKです。相手、相手関係者、審判員、試合球への所定の投げる・蹴る物の反則は、当たった、または当たるはずの位置を使います。場外なら最寄り境界、反則者側のペナルティーエリア内の点ならPKです。
交代要員、交代済み・退場済み者、一時離場者、役員が場内へ物を投げ・蹴って干渉したら、干渉した、球・相手・審判に当たった、または当たるはずの位置から直接かPKです。
2026年四月28日の競技会選択事項
IFABが2026年四月28日に承認した追加選択肢で、競技会が採用した場合のみ適用します。提供PDFを補足し、普遍的義務ではありません。出典:IFABの最新競技規則改正。
- 競技者、交代要員、交代済み者が、相手と挑発的・嘲笑的・扇動的な方法または状況で話す際に口を覆えば退場です。
- 主審の判定への抗議で退出した競技者は退場です。
- 判定への抗議で競技者が退出するよう指示・奨励した競技者、交代要員、チーム役員は退場です。
出典と方針 ↗
