主審
IFAB · 2026/27主審は試合を管理し、アドバンテージ、懲戒、負傷に対応して最終判断を下します。
1. 権限
主審は、その試合に関して競技規則を適用する全権を持ちます。
2. 判定
規則とその精神に従って判断します。プレーの事実、得点、結果の決定は最終で、尊重されなければなりません。競技会はVARプロトコルに基づく技術や、GLTを含むイン・アウト判定、半自動技術を含むオフサイド判定の補助手段を使用できます。
再開後、半分の時間が終了して主審が退出した後、または中止後は再開の判定を変えられません。ハーフタイムに映像確認や呼び戻しのため退出しても、笛の前の事象は修正できます。
第12.4条とVARプロトコルを除き、再開後の懲戒は、他の審判員が事前に反則を特定し報告しようとしていた場合に限ります。元の再開方法は適用しません。主審が不能になれば、次のアウトオブプレーまで他の審判員が監督できます。
3. 職務と権限
審判団と規則を適用し、時間・記録を管理、懲戒や事象を報告し、再開を監督します。同時の違反は、罰則、再開、重大性、戦術的影響から重い方を罰します。
反則や誤った再開の後、ボールがインプレーならアドバンテージを適用できます。期待した利益が直ちに、または数秒で生じなければ元の違反を罰するか再開をやり直します。
懲戒権は試合前のフィールド点検から、PK戦を含む試合後の退出までです。開始前の退場相当行為は参加を禁止でき、他の不正は報告します。開始のための入場から終了後まで、休憩も含めカードや承認された一時的退場を使用できます。
無責任な役員には注意、警告、退場を適用します。特定不能ならその場の上位の監督に罰を科します。退場した医療担当者は、代わりがなければ不可欠な治療のため残れます。見ていない事象は他の審判員の助言に従います。
3. 負傷と治療
軽傷なら続行でき、重傷なら停止します。負傷が停止や再開遅延を生じさせた場合、通常退出し、場外治療プロトコルに従い再開一分後まで戻れません。プレー中はタッチライン、停止中はどの境界からでも戻れます。
治療のため・治療後に退出しない例外は、ゴールキーパーの負傷、ゴールキーパーとフィールド競技者の衝突で双方に処置、味方同士の衝突、重傷、相手にカードが出る身体的反則による負傷、負傷者が与えられたPKを蹴る場合です。
出血者は退出し、止血と用具の血液除去後に主審の合図で戻ります。医療・担架担当者の入場を認めたら本人は徒歩か担架で退出し、拒否は警告です。予定するカードは退出前に示します。他の再開理由がなく反則による負傷でなければドロップボールです。
3. 外部の妨害
外的妨害や照明不足に対して、重大性に応じ停止、一時中断、中止できます。観客の笛が妨害したらドロップボールです。
余分な球、物、動物は妨害した場合だけ停止しドロップボールとします。それ以外はできるだけ早く除去します。ゴールへ向かう球で、守備側のプレーを妨げなければ妨害後でも得点可能ですが、攻撃側が原因なら除きます。無許可者を入場させません。
4. ビデオアシスタントレフェリー
主催者は実施要件を満たしFIFAの書面許可を得ます。介入対象は明白な間違いまたは見逃した重大事象で、得点、PK、明らかに誤った二度目の警告を含むレッドカード、警告・退場の人違いです。
競技会の選択で、明らかに誤って与えたコーナーキックを再開を遅らせず即時修正できます。VAR情報やオンフィールドレビューを用いて主審が決定します。重大な見逃し以外は、罰しない判断も含め審判団がまず判定します。
再開後のレビューは人違い、または乱暴な行為、つば吐き、かみつき、極端に攻撃的・侮辱的・下品な行動による退場の可能性に限ります。
5. 主審の用具
笛、時計、赤・黄カード、記録手段が必要です。通信機器や体力・EPTSモニターは認められます。
主催者が供給し映像を管理するボディーカメラは関連指針により使用可能です。マイクでVAR通信を放送できません。映像は懲戒案件に使えます。場内審判員は他のカメラを含む別の電子機器を使えません。安全な装飾品は可能です。
6. 主審のシグナル
直接フリーキックやスローインはプレー方向、PKはマークを指します。間接フリーキックは腕を上げ、アドバンテージは片腕か両腕を伸ばします。コーナーキックはコーナーエリア、ゴールキックはゴールエリアを指します。カードは明確に掲げます。VARチェックは耳に指を当て他方の腕を伸ばし、レビューは両手で画面の形を描きます。五秒カウントは手を上げて見えるように数えます。
7. 審判員の責任
本条では規則や通常手続きに従う判定による負傷、物的損害、その他損失について審判員は責任を負いません。例にはフィールド・天候の適否、中止、用具、観客妨害、治療・搬出、服装、場内付近への立入り、適用されるサッカー規定内のその他決定があります。
出典と方針 ↗
